巨大ワニ寒河江淳二 寒河江淳二さんの『樹下聴風の記』がこの度刊行された。縁あって私の出版社から発行して頂き、約半年近くを費やしてこの作品集に向き合うことが出来たことを改めて大変にありがたい事だったと思っている。 以下は昨日フェイスブック …
巨大ワニ寒河江淳二 寒河江淳二さんの『樹下聴風の記』がこの度刊行された。縁あって私の出版社から発行して頂き、約半年近くを費やしてこの作品集に向き合うことが出来たことを改めて大変にありがたい事だったと思っている。 以下は昨日フェイスブック …
最初に断っておかなくてはならないが、この文章はクリスチャンである立場で書いている。無神論者や他宗教の方には違和感を覚える表現もあると思う。またクリスチャンであっても必ずしも私と同意してもらえるとは限らないが、それは読者にお任せしたい。 …
雑草の名前 この夏、東小金井の駅周辺は区画整理のためにあちらこちらに空き地が出来、そこには人の背丈よりも高く雑草が生い茂っている。去年私は『散歩で見かける草花・雑草図鑑』(創英社・三省堂書店刊)を購入した。草の名前が分からないので知りたくな …
新型コロナウィルス禍の日々に 新型コロナウィルスの為に気持が沈み、報道の画面に見入ってばかりいる。心を騒がせずに「(主に)立ち返って落ち着いていなさい。」イザヤ書に、敵にとりかこまれた民に向けこのように書かれていることを思い出している。(イ …
キリストは、メシアと呼ばれている。元の意味は「油を注がれた者」だが、今はそれが「救い主」という意味を帯びている。キリストが登場するずっと前からメシア待望の機運はきざしていた。旧約聖書の歴史のいつ頃からメシア思想は現れたのか、メシアとは誰なの …
前回エッセイの会で寒河江氏が気ということについて書いておられた。そのことに関しては即座に感想は言えなかったが心に残ったので、この間ずっと考えていた。寒河江氏はエッセイで韓流ドラマについて語ったのち、韓国での医療について言及し、そこには「気」 …
ちょうど七月十二日に今やっている聖書講読の講座が一区切りついた。区切りがついたというのはこの日に旧約聖書を読了したということである。約二年かかったが全巻を読み終えた感動は参加者皆の胸に溢れているように思われた。私もこの二年間の歩みを思い返し …
前回エッセイの会に「聖書のキーワード「知る」のエロス的な展開」として文章を出した。エッセイの会での感想やその後の反響などがあったため、今回は引き続きこの言葉に関してもうすこし書き続けてみようと思う。 右脳と左脳 脳科学者の友達は次のようなコ …
恋の歌「雅歌」はなぜ聖書に入っているのか 最近私は旧約聖書のなかの「雅歌」(BC4世紀からBC3世紀頃に書かれたという)を読み、感銘を受けたのでそのことについてまず書いてみようと思う。雅歌は、若い男女の愛の物語が比喩を駆使して美しく歌いあげ …
拝復 お便りを嬉しく拝読しました。もうすぐ桜も咲きそうですね。しっとりとした春の空気 が気持ち良く、花粉症ですがマスクも忘れて歩いています。 お便りに添えられていたコピーを拝見し、最近何故か私の身にあの二・二六事件を思い 出させることが続い …